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新しい木造建築材「CLT」に期待!注目される理由やメリットは?

「CLT」という木材が日本の建築業界を変える新素材として注目されています。CLTは、森林資源の有効活用や環境に優しい都市づくりなど多くの面で期待されており、「夢の素材」ともいわれています。具体的にはどんなメリットがあるのでしょうか?今回は、新しい木材として熱い視線が注がれるCLTについてご紹介します。  

<欧州生まれの新しい木材「CLT」 とは?>
1990年代にドイツで開発されたCLTは、オーストリアを中心に発展してきた新しい木質構造用材料です。ヨーロッパでは、すでにさまざまな建築物に使用されていますが、日本では最近注目され始めた、まだ聞き慣れない素材です。

CLTは、Cross Laminated Timber(クロス・ラミネイティド・ティンバー)の略称で、ひき板を並べた層をクロスに重なるように板を貼り合わせた、木の塊のような分厚い素材です。日本では、2013年12月に日本農林規格(JAS規格)が制定され、「直交集成板」という名称が定められました。CLTの特徴は、これまで建築の資材として使用されてきた集成材よりも強度が安定していることです。木材の繊維方向が平行になっているこれまでの集成材に比べて、CLTは繊維方向が直交しているので変形しにくく、コンクリートにも匹敵する強度を誇っています。また、高い断熱性や耐震性、遮音性、耐火性もCLTの特徴で、梁や柱のほかにも壁や床などに幅広く活用できるという強みがあります。

すでにヨーロッパでは戸建建築や集合住宅だけでなく、大規模な商業施設にも用いられていますが、日本の建築規準では建物の資材として認められていなかったため、一般的な普及には至っていません。しかし、2014年11月に国土交通省と林野庁が「CLTの普及に向けたロードマップ」を発表しました。2016年3月31日及び4月1日にはCLTを用いた一般的な設計法等に関して建築基準法に基づく公示が公布・施工されました。  

<CLTは何がいい?メリットとデメリット>
次に、CLTのメリットとデメリットをお伝えします。CLTが新素材として注目を集める理由は、日本にとって大きなメリットがあるからです。

●メリット
まず挙げられるのは、日本の森林資源を有効活用できるということです。日本には現在、建材として使用できる木材がたくさんあります。山林の保全のためにも、木材を適度に伐採して使用し、循環させていく必要があります。CLTは板を重ねて接着するので、あまり太くない木や節の多いものなど一般的に建材として不向きな木材でも活用することができます。つまり、山林の適切な保全にCLTが役立つというわけです。

また、現在の木造建築では柱・梁のような細長い「線材」で建物を支えていますが、CLTを使用すると、鉄筋コンクリートのように「面材」で支えることができるようになります。その結果、鉄筋コンクリートのような強度を保ちながら建物自体を軽量化することができるため、基礎工事の費用を削減できる可能性があります。

●デメリット
CLTの最大の問題は、コストです。現在、日本の建築業界では、2×4(ツーバイフォー)という工法が主流です。CLTはこの2×4工法に似た工法ですが、長年研究されて国際的にも取引量が多い2×4工法に比べ、どうしてもコストが高くなりがちです。加えて、強度はありますが木材であるため、耐燃性に関しては対策が必要です。  

<可能性に期待!これからのCLT活用法は?>
これからの発展に期待の高まるCLTですが、具体的にどのように活用していくべきなのでしょうか。

●中層や大規模な建築物の木造化
現段階で、CLTのメリットを最も活かせるのは中層建築物です。CLTは中層建築物で主に使用されている鉄筋コンクリートに比べ、工場でCLTの製造・加工が行われるため現場での施工が少なくなり、工期を短縮することができます。これまでコンクリートでつくられていた建物が木材で建造できるようになれば、国産木材の需要拡大が期待されます。この点が、国内の林業関係者たちの注目を集める理由にもなっています。

●2020年東京オリンピック選手村への応用
CLTによる国内林業の活性化について、日本政府も大きな可能性を感じているようです。政府は、CLTの量産に乗り出す企業に補助金を出すなどの方針を打ち出しており、国内の主要施設にCLTの使用を促しています。2020年東京オリンピックの選手村をはじめとする関連施設もその一つです。2020年に、CLTでつくられた新しいデザインの建築物を見ることができるかもしれません。  

<いま再び、コンクリートから木材へ>
CLTは、2016年より建築基準法に基づく公示が公布・施工されたことで、これからの日本の風景も変わっていくかもしれません。かつて日本の高層木造建築の技術は、世界最高峰を誇っていました。今後、CLTがさらに進化して高層建築物へ取り入れられるようになれば、「高層の木造ビル」が登場する可能性もあります。

   

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