夢のマイホームを購入する上で、資金計画を立てることは必要不可欠です。資金計画がしっかりしていないと、マイホームが手に入ったとしても5年後10年後に金銭面で苦労することが考えられます。ローンの金利が低くなったので購入しやすくなった反面、住宅ローン破綻をするケースが増加しているのです。将来後悔しないために、しっかりとポイントを押さえた資金計画の立て方を解説していきます。
戸建てやマンションは数千万円単位の買い物です。その費用をどのように確保していくかの道しるべになるのが「資金計画」となります。また購入後の自分自身や家族の暮らし=人生設計も考慮した資金計画にする必要があります。自分たちで検討するのには限界があるため、不動産会社のスタッフにもぜひ相談してみましょう。
不動産会社のスタッフは、不動産と購入にかかるお金に関するスペシャリストです。心配に思うこと、気になることをどんどん質問して、不安要素をなくしていきましょう。
30年以上続く場合が多い住宅ローンの返済ですので、現在だけでなく数十年後に支払いが可能かどうかも考慮しながら返済額を決める必要があります。お子さんがいる場合は返済をしつつ普段の生活費にプラスして大学までの教育費を蓄えなければいけません。もちろん、老後にむけた貯蓄も大切になります。住宅ローンについて考えることは、人生について考えることにもつながるのです。
住宅ローンの返済額は低くければ低いほど良い、というわけではありません。一見、返済額が低い場合でも「固定期間選択型」や「変動型」など、金利が途中で変化するケースもあるからです。また「全期間固定型」は返済額が高い場合もありますが、金利が変わらないのが特徴です。それぞれの住宅ローンの仕組みを理解し、納得した上で選択しましょう。
住宅ローンにおいて、金利とともに重要となるのが返済期間についてです。固定収入があるうちに返済が完了するのが理想的なので、できれば定年退職前に終わらせるのがベストです。将来的に収入が増える場合は繰り上げ返済を検討しても良いでしょう。
希望の土地が見つかったら、不動産会社を通して購入意思を売主に伝えます。その際、書面で正式に申込むことを買い付けと呼びます。基本的にはそのまま契約に進むので、その土地について理解を深めておきましょう。