Selected Architects and Artists

有名な建築家、アーティストが手掛けた物件を厳選。一般的なデザイナーズマンションにとどまらない、建築・空間・インテリアにこだわった住まいの魅力をご紹介します。

PROFILE

美術家、書道家

日本雅藝倶楽部 主宰

社団法人 雅藝日本文化協会 理事長

にっぽんや工房 主宰


書は3歳よりはじめ、「日本の美の本質は総体にある」というコンセプトを元に1995年に会員制倶楽部「日本雅藝倶楽部」を設立。1998年日本の素材を現代に生かす「にっぽんや工房」をオープン。1999年京都支部設立。2004年には雅藝日本文化交流基金を立ち上げ、各国でのワークショップや奨学生を受け入れ、日本の美を感受する「感性」を伝えるとともに、2018年社団法人雅藝日本文化協会を設立。百年後に海外に残す、日本文化の精神論の英語でのシリーズ本の編集をスタート。また、日本古来の伝統や美意識、神職としての精神性を基に自身のアート活動『KOTOTAMA』『壁書、場の記憶』『八百万神様魂振巡礼』『総体の美、空間作品』を展開。
(川邊りえこホームページより)

川邊 りえこ Rieko Kawabe
川邊 りえこ
____ Rieko Kawabe

PROPERTIES

INSPIRING ART HOUSE

雄大な自然と涼冷な空間に包まれ、幾つもの時代を経て佇む、古き時代の軽井沢の山荘様式を残した「ART HOUSE」。日本の美を、時の流れと季節で感じ、文化の手法である見立てと日本の素材で構成された山荘。大自然を近くに感じ、時間が作り出した緑のベルベットのような苔の重なり、鳥の囀りを聞きながら、軽井沢の歴史を五感で感じることが出来ます。

KO.TO.TA.MA BOX

「水」と「光」、この二つの要素で満たされた茶室。構造は組立式の鉄製の茶室となっており、どこにでも移動が可能で、どんな装飾も可能。亭主の趣向次第で色々な表情を見せてくれる。

竹丈庵

1999年に鎌倉に完成した竹丈庵は、「総体の美」を体現する空間作品。コンセプト・デザイン・施主を川邊りえこ氏、実施設計を隈研吾氏が行い「空間の間」と「時間の間」が共存する作品となっている。

日本雅藝倶楽部 京都

京都御所の北側に位置しており、相国寺や同志社大学にほど近い緑豊かなエリアにある町家造りの日本家屋。古き良き日本を思い出させてくれる質素な佇まい。朝夕に聞こえてくる木魚の音や、夏は暑く、冬は寒く、自然や季節を体感することができる。

日本雅藝倶楽部 東京

「日本の美の総合性」「日本の美の新しい様式」をテーマにした作品。港区三田のイタリア大使館に近い、歴史ある緑豊かな場所に位置します。マンションの一室は扉を開けると数寄屋大工によってつくられた静謐な空間が広がり、非日常的な時間を感じながら、自身の感性と創造力を磨くことができる。